らっきょうの旬はいつ?効能と栄養素は?漬け方と保存方法は?

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らっきょう

カレーの付け合わせなどで定番人気となっているらっきょう。

らっきょうは美味しいだけじゃなく、栄養価も高いことは知っていましたか。

血液がサラサラになるのはたまねぎが有名ですが、らっきょうも負けてはいません。

今回はらっきょうを食べることでどのような効能があるのか詳しく紹介しますので、らっきょうの魅力を改めて知っておきましょう。

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らっきょうの旬はいつ?

らっきょうはネギ属の多年草・野菜です。
オオニラやサトニラとも呼ばれることがあります。

らっきょうの旬は地方により多少異なりますが、だいたい5月~7月ごろまでといわれています。

最も多く生産しているのは鹿児島県で、それに続いて鳥取県、宮崎県が主要産地となっています。

らっきょうの効能は?どんな栄養素があるか?

らっきょうを食べることにより、色々な効能が期待できます。
どのような効能があるのか、含まれている栄養素とともに見ていきましょう。

・便秘解消
らっきょうには食物繊維が豊富。
その含有量はごぼうの3.5倍以上にもなります。

そして食物繊維の中でも硬い便を軟らかくしてくれる作用のある水溶性食物繊維が特に豊富なため、便秘解消効果が期待できます。

・がん予防
らっきょうに含まれるジアリルスルフィドという硫酸化合物の一種が、発がん性物質の解毒作用、活性酸素の除去、がん細胞の死滅などの作用をしてくれます。

また、ピロリ菌をやっつけてくれるフラボノイド、抗酸化作用を持つサポニンなども含まれていて、がんの予防・抑制に力強い味方をしてくれます。

・疲労回復
硫化アリルの一種であるアリシンが含まれており、それがビタミンB1の吸収を高め、疲労回復を促進します。
さらに食欲の増進や、油分の消化を助けてくれ、夏バテしがちな時期にぴったりです。

・血栓予防
解毒作用や活性酸素の除去に加え、血液の凝固を抑える作用を持つジアリスルフィドも含まれています。
さらにアリシンも血栓を防ぐ効果があるので、この2つの成分の作用で血液がサラサラになり、血液凝固が関連する動脈硬化などの病気を予防できると考えられます。

・美肌効果
らっきょうにはケイ素、ビタミンC、ナイアシンが含まれているのですが、この3つの成分は肌の若返りに欠かせないものなのです。

ケイ素により肌がしっとりと潤い、ナイアシンの効果でコラーゲンが効率よく体内で作られます。
コラーゲンの生成にはビタミンCが必要。

1日3~4個のらっきょうで美肌効果が期待できます。

これだけ素晴らしい効能が期待できるなら毎日でもらっきょうを食卓に出したいですね。

でも食べすぎには注意してください。
過剰に摂取してしまうと、胸やけや胃もたれが起こる可能性があります。

どれだけいいものでも、適量を守りましょう。

らっきょう

らっきょうの漬け方:らっきょう漬けの作り方動画

らっきょうは漬物でいただくことが多いですよね。
カレーにもよく合います。

らっきょうの漬物は自宅でも簡単にできますよ。

作り方
1.らっきょうの根と茎を取り除く。
2.ボールに入れて水洗いをする。流水で揉み込み洗いをするのがポイント。
3.傷付いた皮を手で取り除く。
4.洗えたら水を切って、ひとつかみの塩をふり、30分程度置く。
5.30分程度置いたら、水洗いをしてよく水気を切る。
6.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したららっきょうをザルごと入れて10秒間浸す。
7.湯切りをして冷ました後、煮沸消毒した容器に入れる。
8.市販のらっきょう酢をらっきょうが浸るまで入れる。
9.蓋をして冷蔵庫で保管。1か月ほどで美味しくなる。
10.ピリッとしたのが好みなら鷹の爪を少し入れると良い。

漬物となると手がかかりそうなイメージでしたが、これならすぐにできますね。
気になる方は早速作ってみましょう。

材料や詳細はこちらの動画に載っていますので参考にしてみてください。

<動画>  簡単だからやってみよう!らっきょう簡単漬け

出典:youtube

保存方法、どれくらいもつか?

らっきょうは収穫後も生命力が強く、芽が出やすいので、購入後は早めに使いましょう。

らっきょうの漬物の保存方法と賞味期限はこちら。

常温保存…1年

冷蔵保存…5年

冷凍保存…10年

やはり酢の作用もあり、より低い温度で保存することで長期間の保存が可能となります。

しかし、常温といっても高温多湿は避けておかなければいけません。

もし腐ってしまった場合は、らっきょうに歯ごたえがなく、押すとすぐつぶれて、悪臭がすることもあります。

おかしいなと感じたらもったいないですが、処分しましょう。

まとめ


らっきょうはたまねぎにも負けない血液サラサラ効果があります。
そして、便秘解消効果や、美肌に欠かせない3つのケイ素、ビタミンC、ナイアシンも含んでいるので、女性に嬉しい食べ物ですね。

ただ、効能色々だからといって食べすぎは禁物。
適度な量を摂取するようにしましょう。

らっきょうの漬け物は自宅でも簡単に作ることができるので、動画を参考にして、ぜひ作ってみてくださいね。