ワイン好きな方は毎年楽しみにしているであろう、ボジョレーヌーボーの解禁日。
ボジョレーヌーボーはフランス・ブルゴーニュ地方ボジョレーで生産されています。
その年に収穫されたガメイ種の葡萄から生まれる新酒のみをボジョレーヌーボーと呼ぶのです。
たくさんの方が、今か今かと待ちわびている解禁日、2017年はいつなのでしょうか。
出典:Flickr Tatsuo Yamashita
●ボジョレーヌーボーの2017解禁日
気になる2017年のボジョレーヌーボーの解禁日ですが、毎年11月の第3木曜日が解禁日と決められているので…
2017年11月16日です。
フレッシュですっきりとした味わいのボジョレーヌーボー。
今から解禁日が待ちきれないですね。
●なぜボジョレーヌーボーに解禁日があるの?
いつも味わうことができたらいいのに、なぜ解禁日があるのでしょうか。
解禁日まで販売が禁止されているのにはしっかりと理由がありました。
解禁日が設けられるまでは…
・フランスでは収穫後のワインをいかに早く売るかが競争となってしまっていた。
・十分ワインとして熟成されていないものが出回った。
こういったことがあったため、フランス政府がきちんと解禁日を決め、その日までワインとしてしっかり熟成させられるようにしたのです。
ちなみに解禁日が11月の第3木曜日なわけは…
・一番最初の解禁日が11月の第3木曜日だった
・出荷スケジュールや売れ行きへの影響を考え、土日を避けた
など諸説あります。
解禁日があるおかげで、美味しいボジョレーヌーボーが飲めるようになったのです。
●ボジョレーヌーボー解禁日の楽しみ方
待ちに待った解禁日がやってきたら、いち早く楽しみたいですね。
解禁日の0時にボジョレーヌーボーを販売開始する店舗も増えてきているので、24時間営業のお店で解禁になった瞬間手に入れてみてはどうでしょう。
忙しくて発売後すぐに買いに行けない方や、売り切れるのが心配な方は、オンラインショッピングで事前に予約しておけば確実です。
解禁日当日に配達してくれるお店で予約しておけば、待たずに楽しむことができます。
ワインが手に入ったら、大事な相手と二人きりで、ボジョレーヌーボー片手におしゃれなディナーにしたり…
友人あるいは家族と自宅で小さなパーティーをしたり…
また、レストランなどではボジョレーヌーボーの飲み放題イベントも開催されたりしているので、にぎやかに楽しみたい方におすすめです。
イベントを探す場合は、時期が近付くと「ボジョレーヌーボー 解禁日 イベント」などのワードを入れて、googleやyahooで検索すると沢山出てきます。
また行きつけのレストランや洋風居酒屋のような場所がある方は、その店での開催情報に注目しておけばいいでしょう。
●ボジョレーヌーボーのおいしい飲み方
一般的な赤ワインと違い、もともと渋みの少ないボジョレーヌーボーは、少し冷やして飲むのがおすすめです。
10℃前後が一番おいしいといわれていますので、飲む前に1時間ほど冷蔵庫に入れておくとちょうどいい温度で味わえます。
また、フレッシュさを楽しむボジョレーヌーボーは寝かせる必要がなく、年内に飲むことが最も美味しく味わえます。
長期保存すると逆に品質が落ちてしまいますので、2~3か月ほどで飲み切ってしまった方が良いですね。
買ってすぐに飲まない場合は冷暗所で保管しておきましょう。
フルーティーなボジョレーヌーボーに合う料理はあっさりしたもの。
肉料理よりも白身魚などのほうが合うと言われています。
肉料理を合わせるなら、脂身が少なく淡白なものがいいです。
生ハムや鶏肉、ローストビーフなど。
白ワインと合わせるような料理がボジョレーヌーボーに合うと言われています。
さらにお刺身や鍋などの和食にも合うので、日本人には嬉しいですね。
ワインと一緒にチーズを味わいたい方も多いと思いますが、ボジョレーヌーボーにはカマンベールチーズやクリームチーズが相性抜群。
クセのないまろやかなチーズがおすすめです。
●まとめ
普段ワインを飲まない方でもボジョレーヌーボーの解禁日は楽しみにしているという方もいらっしゃることでしょう。
くせがなく、フルーティーで大人気のボジョレーヌーボー。
今年2017年の解禁日は11月16日ですので、予約する方や当日買いに行くという方はしっかり覚えておきましょう。
美味しい飲み方も一般的な赤ワインとは少々違っていますので、ボジョレーヌーボーならではの飲み方を楽しんでくださいね。