写真出典:Wikimedia Commons
お正月といえばお餅ですよね。
お餅が早く食べたくて鏡開きの日が待ち遠しいなんて方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
鏡開きしたあと、お餅をどのようにして食べますか。
お雑煮やぜんざいが一般的ですよね。
それ以外にもお餅を楽しむレシピは色々あります。
鏡開きを楽しめる、おいしいお餅レシピをいくつか紹介しますので、鏡開きの際にはぜひ試してみてください。
●鏡開きとぜんざい
定番で安定の美味しさはやっぱりぜんざい。
鏡開きしたらぜんざいを作るという家庭が多いと思います。
そのぜんざいレシピをまずは紹介します。
材料(作りやすい分量)
小豆 1合
てんさい糖 1/3合
塩 ひとつまみ
お餅 お好み
作り方
1. 小豆は洗い、かぶるくらいの水とともに中火にかけて、沸騰したらザルに上げる。
2. 豆と鍋を洗い、新たにかぶるくらいの水を入れて、中火にかける。沸騰したら弱火にして、50~60分程度、柔らかくなるまで煮る。水を適宜足す。
3. 煮上がったらてんさい糖を加え、水を足して好みの濃度にする。塩を加え、一晩寝かせる。
4. 茹でるなどした鏡餅を入れて出来上がり。
甘いぜんざいに柔らかいお餅が絶妙にマッチしますよね。
太ると思ってもお正月はこれがやめられません!
そもそもなぜ、ぜんざいが主流になったのでしょう。
鏡餅をぜんざいでいただくようになった由来は、武家が新年の仕事始めや道場開きのときに、邪気を払う魔除けの意味がある赤い小豆を甘く煮て鏡餅を入れて食べていたからだといわれています。
縁起のいいものを新年に食べるということで納得の理由ですね。
美味しくて邪気を払ってくれるぜんざい、味わっていただきましょう。
●お餅レシピいろいろ
ぜんざい以外にもお餅をおいしくいただくレシピはたくさんありますよね。
現代っ子にはこんなレシピはいかが。
・お餅入り和風グラタン
材料(二人分)
お餅 4個
ウインナー 2~3本
とろけるチーズ 2枚
味付け海苔 2枚
パン粉 適量
◎マヨネーズ 大さじ5
◎牛乳 大さじ3
◎酒 大さじ2
◎味噌 大さじ1
作り方
1. ◎をすべて混ぜ合わせ、ソースを作っておく。
2. 餅を食べやすい大きさに切り、グラタン皿に入れる。
3. 2を600wのレンジで1分加熱して柔らかくしておく。
4. ウインナーはトースターで少し焼き、食べやすい大きさに切る。
5. ウインナーを3の上にのせたら、1で作ったソースをかける。
6. とろけるチーズをのせ、表面にパン粉をかける。
7. 1300wのトースターで5分ほど焼く。グツグツして焼き色がついたら完成。お好みで味付け海苔を散らす。
ベシャメルソースを作る手間もなく、簡単に美味しいお餅入りのグラタンが完成します。
子供でも喜んで食べてくれそうですね。
続いてはおつまみにもなりそうなお餅レシピ。
・お餅の豚肉巻き
材料(8個分)
豚薄切り肉 160g(4~8枚)
餅 4切れ
焼き海苔 1枚
サラダ油 小さじ1
◎醤油 大さじ1
◎酒 大さじ1
◎砂糖 大さじ1
作り方
1. ◎をすべて混ぜ、たれを作っておく。
2. 切り餅は豚肉の幅に合わせて縦か横半分に切っておく。
3. 豚肉で切り餅を1周半~2周巻く。
4. フライパンにサラダ油をいれて弱火で熱し、豚肉巻きのとじ目を下にして、間隔をあけて置く。蓋をして焼き色がつくまで焼く。
5. 焼き色がついたら裏側も焼く。その都度蓋をし、4面全部を焼く。
6. 菜箸で触ってみて、餅の中心部分まで柔らかくなるまで焼く。
7. 1で作ったたれを入れ、中火で全体に絡める。汁気がなくなり、濃いきつね色になったら完成。
甘辛いたれがクセになりそうなレシピ。
大人も子供も大満足の一品ですね。
お餅はデザートにもぴったり。
動画でお餅を使ったスイーツの作り方を紹介してくれているので、こちらも参考にしてみてください。
<動画>
出典:youtube
実際に作りながら解説してくれているので、とてもわかりやすいです。
ぜんざいに飽きてしまったら、こんなスイーツレシピも試してみましょう。
●まとめ
鏡開きがより楽しみになる、お餅を使ったレシピをいくつか紹介しました。
気になるものはありましたか。
お餅はご飯のおかずにもなるし、デザートにもなる万能食材ですね!
もちろんそのまま焼いて砂糖醤油なんかと一緒に食べるだけでも美味しいです。
お正月はお餅がなにかと余りがちになりますが、色んなレシピを試してみたら、飽きずに食べきることができるのではないでしょうか。
定番のぜんざいやお雑煮以外もぜひ挑戦してみてくださいね。