解禁日まで待ちわび、ようやく手にしたボジョレーヌーボー。
どうせなら、一番おいしい飲み方で、一番ボジョレーヌーボーに合う料理と一緒に楽しみたいですね。
一般的な赤ワインとは製法も味わいも違うボジョレーヌーボーだから、飲み方や合う料理もやっぱり特徴があるのかも?
そう思った方は大正解!
ボジョレーヌーボーにはボジョレーヌーボー特有の飲み方があったのです。
相性のいい料理も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
出典:フォト蔵 posted by (C)なす
●ボジョレーヌーボーのおいしい飲み方
渋みも少なく、フレッシュでぶどうの芳醇な風味が魅力的なボジョレーヌーボー。
ボジョレーヌーボーは冷蔵庫で1時間程度冷やしてから飲むのがおすすめ。
一般的な赤ワインはそんなに冷たくしないのにどうして?と思われるかもしれませんが、ボジョレーヌーボーが一番おいしく感じられる温度は10℃~12℃なんです。
渋みがポイントとなってくるのですが、一般的な赤ワインを冷やしすぎない方がいいのは、冷やすことによって渋みが強くなり、飲みにくくなってしまうからです。
逆に最初から渋みが少なく、果汁感のあふれるボジョレーヌーボーは程よく冷えている方が美味しく飲めるのです。
ボジョレーヌーボーに合うグラス
美味しく飲める温度が分かったところで、あなたはボジョレーヌーボーをどんなグラスに注いで飲みますか。
家にあるものでなんでもいいんじゃないの?と思った方。それでは十分にボジョレーヌーボーを楽しめません。
ボジョレーヌーボーのようなフレッシュな風味のワインは細身のワイングラスがぴったりなのです。
高級ワインに使用されるようなぼってりした大きめのワイングラスや、カクテルに使用されるような飲み口の大きなグラスはあまりおすすめできません。
ボジョレーヌーボーを美味しく飲むためには、あまり表面を空気に触れさせず、香りが逃げにくいワイングラスにするべきなのです。
自宅にこのようなワイングラスがなければ、ボジョレーヌーボーを購入するときに、一緒に購入してみてはどうでしょうか。
●ボジョレーヌーボーと相性の良い食べ物、合う料理
ボジョレーヌーボーはさわやかでフレッシュな味わいのワインです。そのため、相性のいい料理も一般的な赤ワインとはちょっと違ってきます。
こってりした濃厚な肉料理や油たっぷりなものより…
・魚料理
・淡白な鶏肉料理
・和食・甘みのある野菜などが相性抜群。
ワインに合わせることの多いチーズですが、ボジョレーヌーボーにあうチーズも濃厚なものより、軽めのあっさりした種類がおすすめです。
ボジョレーヌーボーにおすすめのチーズ
・カマンベール
・クリームチーズ
・ゴーダチーズ など。
また、ボジョレーヌーボーにはチョコも合うという意見もありますので、ホームパーティーをしてボジョレーヌーボーをみんなで楽しむ際はチョコレートフォンデュをやってみるのもいいかもしれません。
ボジョレーヌーボーにあうポテトサラダの作り方動画がありました。こちら試してみてはいかがでしょう。
<動画>ボジョレー・ヌーボーによく合う!洋風ポテトサラダの作り方 potato salad with Vignoble du Beaujolais.
●ボジョレーヌーボーに合うおつまみ
ボジョレーヌーボーは軽い口当たりの料理、クセのない食材と相性が良いことが分かりましたね。ではそれを踏まえて、ボジョレーヌーボーに合うおつまみレシピを紹介します。
・プルーンとナッツの簡単おつまみ
材料(4人分)プルーンデーツクリームチーズアーモンド(塩分不使用) 分量はすべてお好みで調節してください。
作り方
1. アーモンドを電子レンジ600wで50秒加熱し、ザク切りに。
2. クリームチーズを600wで15秒加熱し、柔らかくする。
3. 1と2を半分に切ったプルーンとデーツにはさんで完成。
こちらは工程が少ないので手軽にできますね。
・きのこのマリネ
材料(2人分)しめじ 1パックえのき 1/2パックしいたけ 3個にんにく 1かけバルサミコ酢 大さじ1強塩コショウ 少々オリーブオイル 大さじ2
作り方
1.しいたけは小さめの一口大に切り、しめじは長さを半分にして小房に分ける。にんにくを薄切りにする。
2.フライパンを熱し、オリーブオイルをひいてにんにくを炒める。香りが出てきたらキノコ類を炒める。
3.きのこがしんなりしてきたら塩コショウを加え、バルサミコ酢を回しいれる。
4.出来上がり。
こちらもあっという間におつまみが完成します。やっぱり簡単に時間もかからずできるのがいいですよね。
どこにでも売っている材料を使っておつまみを作っている様子が動画にありました。こちらも参考にしてみてください。
<動画>【ボジョレー解禁前】簡単材料でワインに合う激ウマおつまみ3品作ってみとく?
出典:https://www.youtube.com/
●まとめ
ボジョレーヌーボーはフレッシュで爽やかな味わいを楽しめるワインです。そのため、飲み方や合わせる料理も一般的な赤ワインとは少し違うということが分かりましたね。
適温になるまで冷やして飲む。そして、香りを逃がさないように細身のワインに注いでいただく。これが大事だったのです。
ボジョレーヌーボー自体が軽くてクセがないので、あまり味の濃いものと合わせると、せっかくのボジョレーヌーボーの味が負けてしまい、脇役にまわってしまうのです。
相性抜群の料理と共に、果実感あふれる風味を楽しみたいですね。